小公女 (新潮文庫)のレビュー
人生の指針
他の方のレビューを見て、購入・読んでみました。
この作品には、自己啓発本数十冊以上の教訓が、
秘められていると感じました。
傲慢ではなく、卑屈でもなく、いかなる環境でも
自尊心を持つこと。
また、厳しい日常の中でも、「なったつもりで」
生きることへの喜び・感謝を忘れないこと。
サアラは、単なる運の良さで、幸せを取り戻すのでは
ないのですね。
「生きることの潔さ」が、幸福を引き寄せたのだと思います。
私も、苦境の時に置かれたときに何回も読み返し、人生の
指針にしていきたいと思います。
この作品には、自己啓発本数十冊以上の教訓が、
秘められていると感じました。
傲慢ではなく、卑屈でもなく、いかなる環境でも
自尊心を持つこと。
また、厳しい日常の中でも、「なったつもりで」
生きることへの喜び・感謝を忘れないこと。
サアラは、単なる運の良さで、幸せを取り戻すのでは
ないのですね。
「生きることの潔さ」が、幸福を引き寄せたのだと思います。
私も、苦境の時に置かれたときに何回も読み返し、人生の
指針にしていきたいと思います。
偶然や幸運に出会う条件
本作「小公女」は驚くことに実に含蓄のある作品でした。やはり読み継がれる
本は違うものですね。
内容が薄くページ数だけあるビジネス書よりも遙かに読む価値があるものだと
断言します。
私の愛書、デール・カーネギーの「道は開ける」に記載されているような内容
が、本書にもちりばめられています。
主人公セーラは華やかな人生から一転、それまで慕ってくれた人からも見下さ
れ、こき使われる日々の中から、本当の友情を見いだします。
この「こき使われる日々に於いても・・・」という点が本作の読みどころです。
物語中様々な偶然が起こります。でもその偶然は、全て彼女自身に品性や前向
きさ、優しさがなくては得られないものでした。
・辛いことがあっても楽しみを見いだす、作り出す。
・自分の中で場面毎に他人を演じる。
・辱めを受け悔しさが湧き出ても、相手にしなければその相手は「負け」。
・誇りを失わない
他に明るくとか、前向きにとか、品格などなど。言葉では本当に誰もが理解し
ていることです。
でも、私を含め多くの人は実践できてない。
だから、幸運を逃す。
重要なのは、「偶然や幸運に出会えるにはそれだけの器量が必要」ということ。
これも、恐らく多くの人が理解しているはずのことです。でも、実践できていない(笑。
他人の経験を他人の言葉から正確に読み取ることは難しいですが、他人の経
験を想像の中で模擬体験することは出来ます(これもセーラの言葉に似てい
ますね)。
その意味で、小説などから学びを得ることは、見た目遠回りでも実は近道な
のかもしれません。だからこそ、名作として百年以上も読み継がれているのかも。
ドラマは酷いですが、原作はとってもお薦め。
本は違うものですね。
内容が薄くページ数だけあるビジネス書よりも遙かに読む価値があるものだと
断言します。
私の愛書、デール・カーネギーの「道は開ける」に記載されているような内容
が、本書にもちりばめられています。
主人公セーラは華やかな人生から一転、それまで慕ってくれた人からも見下さ
れ、こき使われる日々の中から、本当の友情を見いだします。
この「こき使われる日々に於いても・・・」という点が本作の読みどころです。
物語中様々な偶然が起こります。でもその偶然は、全て彼女自身に品性や前向
きさ、優しさがなくては得られないものでした。
・辛いことがあっても楽しみを見いだす、作り出す。
・自分の中で場面毎に他人を演じる。
・辱めを受け悔しさが湧き出ても、相手にしなければその相手は「負け」。
・誇りを失わない
他に明るくとか、前向きにとか、品格などなど。言葉では本当に誰もが理解し
ていることです。
でも、私を含め多くの人は実践できてない。
だから、幸運を逃す。
重要なのは、「偶然や幸運に出会えるにはそれだけの器量が必要」ということ。
これも、恐らく多くの人が理解しているはずのことです。でも、実践できていない(笑。
他人の経験を他人の言葉から正確に読み取ることは難しいですが、他人の経
験を想像の中で模擬体験することは出来ます(これもセーラの言葉に似てい
ますね)。
その意味で、小説などから学びを得ることは、見た目遠回りでも実は近道な
のかもしれません。だからこそ、名作として百年以上も読み継がれているのかも。
ドラマは酷いですが、原作はとってもお薦め。
良い本
本作は青空文庫でも読むことが出来ますが、この本はだいぶ読みやすいように改良されています。
カットされている場面も多いものの、同時に付け加えられている描写も多め。
役者の文章力も高く、上手く現代風にアレンジされていると思います。
でも小学校高学年向けにしては若干敷居が高いかなあ……。字も大きめで、ルビや漢字の使用率は小学生向けなのですが。
あとがきにもあるとおり、完全版ではないそうです。
カットされている場面も多いものの、同時に付け加えられている描写も多め。
役者の文章力も高く、上手く現代風にアレンジされていると思います。
でも小学校高学年向けにしては若干敷居が高いかなあ……。字も大きめで、ルビや漢字の使用率は小学生向けなのですが。
あとがきにもあるとおり、完全版ではないそうです。
是非読んで!
誰もが知っている小公女。貧しくても、プリンセスの気持ちを忘れない姿には、自分も頑張ろう!という気持ちになります。ただ、完訳ではありません。

常に公女のつもりになったままでいるとか、ミンチンはじめくだらない相手の言うことに惑わされないなど、自己啓発につながるところもあるのかもしれないけど、良い子すぎて現実味がありません。
また、サアラの父親もインドの紳士も財産があるだけで働いていないのも、日本人の庶民である私にはあまり気持ちの良いものではありません。
サアラも自分で働いて得たお金で飢えた女の子にパンを買ってあげたなら、素直に良い子だと思えたかもしれません。
秘密の花園が好きだっただけに、がっかりです。
ただ、伊藤整の訳は素晴らしいと思いました。
翻訳してから何十年とたっていますが、活きた言葉として読むことができますし、何より美しい日本語がたくさんでてきます。